寺田静
てらたしずか無- 院
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農村の人口減少と中山間地農業の経営困難を重視し、現地の声を踏まえた課題解決型の質疑を展開している。
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- 2025-06-10農林水産委員会
(AI要約は未生成)
出典:国会会議録 ↗発言原文を見る
○寺田静君 ありがとうございます。 一点申し上げますと、大臣のこの一言一言を生産者が見詰めていて、この今後の営農意欲というものに影響を与えるかもしれないということを念頭に置いて御発言をいただきたいと思いますし、今、田植がようやく終えるか終えないか、まだ続けているところも県内はある現状でございますので、こうした農家の方々の御心情に御配慮をいただいた上での発信をお願いできればというふうに思っております。そうでなければ、この大臣の御発言というものは、短期的には消費者の安心感につながっても、生産者の気持ちが折れてしまうと、中長期にはこの消費者の不安ということにもつながってしまうんではないかなと。 週末に聞いてきた多くの声をちょっとお話をさせていただいて、お伺いをさせていただきました。 引き続き、米についてお伺いをしていきたいというふうに思いますけれども、先週の参考人質疑では、北海道大学の坂爪参考人から、令和の米騒動について、混乱をしている面はあるけれども、生産コストの継続的な上昇がある中でずっと米価は上がらないという、ある種ガラスの天井を壊すというプラスの効果があったのではないかというような御発言がありました。 生産基盤の弱体化により、やっぱり今後、この騒動が落ち着いた後には、また供給が需要を上回ることも出てくるだろうと。ただ、そうした後でも、生産基盤の弱体化により生産のこの復元力というものは落ちているので、一旦生産が縮小すると、価格が上昇しても、日本はなかなかこの生産が戻り切らないと。全速力で走って、休憩して、また全速力で走れるかというと、そうではない産地が増えていると。だから、この供給過剰、価格下落局面でもしっかりとこの対策をやってほしいと。経済的なフォローを生産現場に対してしてほしいというお話がありました。 加えて、再生産価格というのは、民間の自助努力で頑張ってくださいというのではなくて、政府の直接的な関与によって実現するべきだと。例えば、収入保険の算定は過去の収入を基準にして計算されていると思うが、これを合理的な費用に基づいたものに変えていくだけでも随分変わってくるのではないかと。いずれ、この価格低迷時においては再生産価格での政府の買入れとか、あるいは今はもうすっからかんになりつつある備蓄の積み増しとか、こういったことをきちんと行っていただきたいというのがこの坂爪参考人のお話でありました。 そこで、前回もちょっとお伺いをしまして、また先ほど舟山先生の方からもお話があったかと思いますけれども、今回、この米価の高騰で備蓄米を放出するという対応が取られましたけれども、今回のことが落ち着いた後、中長期的にですけれども、米価が下落をしたときに、この備蓄米の吸収で価格の引上げを図るということはあるのかないのかということをお伺いをできればと思います。
- 2025-05-29農林水産委員会#米価格高騰#供給量#作況指数
秋田県の農家・集荷業者から聞いた米不足の実情として、作況指数の違和感、高温障害による規格外米の大量発生、備蓄米の実質的な不足、収量予測の誤りによる2年連続の消費先食いが指摘されている。
秋田県内の農家・流通・JAから聞き取った実態報告に基づき、米価格高騰の複合的要因(作況評価の乖離、高温障害、備蓄遅延、流通制約)を整理している。その上で米の実質供給量の確認を大臣に質問している。
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○寺田静君 秋田県の寺田と申します。本日はよろしくお願いいたします。 まずは、大臣、御就任おめでとうございます。 今日は、私も米のことについてお伺いをしていきたいと思います。 私の地元である秋田も米どころでして、農家の皆さん、また集荷業者の方々、農業に携わる自治体議員の方々などから私もこの間お話を聞いてまいりました。先々週でしょうか、江藤前大臣にも申し上げたところではありますけれども、委員の皆様にはちょっと繰り返しになってしまいますが、少しお話をさせていただきたいと思います。 秋田県内で少なくとも話を聞いておりますと、作況指数にやはり違和感があると、米はそんなに取れていないということを言われます。カメムシ被害もあるし、何より高温障害で、精米の段階で崩れてしまう米が本当に多いんだと。もう背白だけではなくて、腹白ということで、もう主食用米にならないんだと、そういう米が大量に出ているというふうに言われました。 あとは、農家が縁故米で持っているとか業者が持っているということについても、ばかを言うなと。農家は、米を売らなければ次の年に必要なものは買えないし、業者だって借金をして仕入れているんだから、売らなければ借りたお金を返せないんだと。農協も予定していた量が集まらないから出してくれと農家に言ってくるけれども、でも、もうないものはないんだよと。国や評論家は当初、備蓄米を出すと言ったら、抱えているやつらが焦って出してくるだろうと言っていただろうと。でも、これで分かっただろうと。もうないんだと、米はないんだよということを言われました。 また、減反政策をやめたといっても、実質のこの生産調整という形で続いていて、加えて、つまるところ、収量は農水省が取れたと言っているだけの量は実際には取れていないと、二年続けてその目測を誤ったからこうなっているんだと言われました。二年続けて消費を先食いしているから、新米が出てきても価格は下がらないよと。 そして、消費者だって買いだめをしているわけではないと。まだ米を買うタイミングではなくても、やっぱりスーパーに行ったら米売場に行って米の値段をチェックして、ちょっとでも安いときに買っておこうという生活防衛をしているだけなんだと。 そして、農家も、このままの高値が続いたら本格的に米離れが起こってしまうのではないかと不安だし、また直売をやっているところは、ネットで定期購入の予約ががっと入って、市場にお米が出てきたら大量にキャンセルが出て、本当に振り回されているということでした。 JAの皆さんも、この備蓄米が遅いと言われても、精米や流通は年間計画の中でやっているので、また働き方改革もあるので、機械も人も一〇〇%を一二〇%ぐらいに動かして頑張ることはできたとしても、やっぱり二〇〇%にはできないと。また、運送会社さんもそれは同じで、二〇二四年問題もあって、何ともならないよということを言われました。 本当に誰も有り難くないと、みんなが困っているのが今回の米価格の高騰であるということでした。 ここから質問をさせていただきたいと思います。そもそもお米は足りているのかということを大臣にお伺いをしたいと思います。
- 2025-05-20農林水産委員会
(AI要約は未生成)
出典:国会会議録 ↗発言原文を見る
○寺田静君 寺田と申します。本日もよろしくお願いいたします。 法案の質問に先立ちまして、令和の米騒動と言われる現状と、そのさなかにあった大臣の御発言について、米どころ秋田の選出の者として、また子育て中の親としても一言大臣にお話し申し上げたいと思います。 県内の農家の方、また集荷業者の方、農業に携わっておられる与野党の自治体議員の方々まで、お話をしておりますと、やはりそろって米はないんだということを言われます。 米の価格が安かったときにふるいの、農家が使っている一・九のふるいと農水省が収量の把握に使っているふるい一・七と、この間、一・九と一・七の間の米が精米のときに崩れてしまって主食用米としての商品にならなくなっているんだろうと。米の価格が安かったときにこの米を集める業者がいなくなって、そもそも主食用としては流通に回らなくなっているところもあるんだろうというふうに言われました。 また、農家が縁故米で持っているとか業者が持っているということに関しても、ばかを言うなと言われました。農家は米を売らなければ次の年に必要なものだって買えないし、業者だって借金をして仕入れているんだから、売らなければ借りたお金を返せないんだと。農協だって予定していた量が集まらなくなっているから、出してくれと農家に言ってくるけれども、でも、もうないものはないんだよと。国や評論家は当初、備蓄米出すと言ったら、抱えているやつらが焦って出してくるだろうと言っていたはずだと。でも、ないだろうと、これで分かっただろうと、もう米はないんだと、ないものは出てこないんだよというふうに言われました。 減反政策はやめたといっても実質は生産調整という形で続いていて、加えて、つまるところ、収量は農水省が取れたと言っているだけの量は実際には取れていないと、二年続けてその目測を誤ったからこうなっているんだと言われました。 また、消費者の方も決して買いためているわけではないと。大臣がおっしゃっておられたように、スーパーで米の値段を比べて見ていると。そして、まだ米を買うタイミングではないけれども、スーパーに行ったら米売場に行って米の値段をチェックをして、少しでも安いときに買っておこうといって生活防衛をしているだけなんだろうというふうに思います。 農家の方も、このままの高値が続いたら本格的にこの米離れというものが起こってしまうと不安だし、直売をやっているところは、ネットで大量の定期購入の予約ががあっと入って、市場に米が出てきたら大量にキャンセルをされたりということで振り回されていると。もう誰も有り難くないと、みんな困っているのが今回の米価格の高騰なんだというふうに言われます。 騒動をあおるような報道もやめてほしいし、また報道の材料になるようなことも農水省もしないでほしいというふうにも言われました。そして、そのような中での今回の大臣の御発言であったというふうに思っています。 先ほど来質疑を拝聴しておりまして、期待された結果を出せないときにはと、あるいは結果を出して信頼に応えたいという大臣のお言葉でありましたけれども、結果とは何だというふうに大臣はお考えであるでしょうか。
- 2025-05-20農林水産委員会#食料貧困#子ども支援#林業政策
寺田静議員は、食料困難問題に関する大臣の不用意な発言が政治への信頼を損なったこと、及び子どもの貧困と食料確保の課題について指摘した上で、林業の多面的機能と課題(木材価格低迷、長期投資性、路網整備の困難)について述べ、不明森林の面積を質問した。
発言は個人的経験を背景に、食料貧困の実態と林業の構造的課題の両者に言及している。前半は政治姿勢への指摘、後半は林業政策に関する具体的質問という二部構成となっている。
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○寺田静君 ありがとうございます。 私も余りこういう話をするのは好きではないんですけれども、私、子供のとき余り豊かではなかったんですね。月末というか、給料日の近くになると、今月ちょっとお葬式もあったりしてお金足りなくなってしまったから、お年玉をためている通帳から少し借りてもいいと言って母が五千円を引き出して、給料日が終わるとちゃんと返しておいたからねと言って見せてくれました。そのような経験をしていた私も、今回、大臣の御発言を聞いて思ったのは、やっぱりお米が買えないということのこの心細さを分かっておられないんではないかと、お米が買えなくて、助けてくださいとか、そう口に出して言うことの難しさ、この尊厳が損なわれるようなつらさを本当には理解しておられないのではないかと、そう思わせてしまったということが大問題だったというふうに私自身は思っております。 大臣の発言を報道で御覧になった多くの方が、やはり大臣だけではなくて、政治家は、あるいは政治は自分たちの生活なんて見ていないし、見てくれようともしていないと、どうせ分かってもらえないし助けてなんかくれないと、そういうふうに感じてしまったということが、この米の問題だけにとどまらず、政治そのものへの信頼を大きく毀損する発言だったというふうに思っております。だからこそ、ここまで大きく批判をされ、報道されることになったのだろうと。田名部匡省先生のおっしゃられたとおり、本当にこの信頼を失うのは一瞬なんだなということを思った次第です。 スーパーでお米をチェックするだけではなくて、この売場をしばしば眺めておられて、値段をチェックをして買わずに帰っていく御高齢の方なども御覧になられているということでしたけれども、私は、これまでの大臣の御発言などから、本当にそうされているんだろうなというふうに思っております。 御高齢の方だけではなくて、これからあと二か月で夏休みが始まる子供のことも考えていただきたいなというふうに思っています。長期休みになると給食がなくて体重が減るという子供たちがいるということも報道されております。夏休みになると更にお米が必要だからどうしようと保護者の方も悲鳴を上げておられるということで、是非、国会の中にある超党派の子どもの貧困対策議員連盟に来て、当事者のお話を聞いていただきたいなというふうに思います。 基本法や食料困難事態法のときに政府が約束をしてくれたはずの、この国に住まう一人一人に食料を届けるということが隅々には実現をされていない実態がこの支援団体の方々のお話からよく理解できるというふうに私自身も感じますし、貧困家庭の子供の四割の中学生が学校の勉強が分からないというふうに回答しています。貧困は、満足に食べ物が手に入らないということから、この子供の未来を見えづらくして、この国の唯一の人材、この財産である子供たちの育ちと学びというものに大きな影響を与えております。 田村憲久先生が会長ですので、是非議連に来てお話を聞いていただきたいなというふうに思います。こういう事実を知ったら、もうあの不用意な発言というのはできなくなるだろうと私自身は思っています。 ヒアリングの中で、議連のヒアリング等で、子供食堂への支援を活用して夏休みの学童で朝食を提供しているという先進事例も教えていただきました。一人一人に確実に食料を届けるということまでが結果責任なのであれば、こども庁や厚労省、文科省と連携して、この夏から全国の学童で昼食を出すというようなことぐらいのことを是非やっていただきたいなというふうに思っております。 このことを申し上げて、法案の質問の方に入らせていただきます。 今回の法案の方ですけれども、これに先立って、少し県内の林業関係者の方にお話を聞いてまいりました。 他の産業はいろいろ負の側面があるけれども、林業というのはマイナスがない産業なんだというふうに言われました。土砂災害の防止とか水源の涵養、もちろんですけれども、CO2吸収、また魚付林などという呼び名もあるように、生物多様性の維持なども含めて本当に多くの多面的機能があるということでした。 ただ、にもかかわらず、この林業というのは厳しくて、木材価格というのはイコール搬出費用だとも言われているということも教えていただきました。 また、自分が植えたとしても、出荷できるのは、もう製品になるのは子供どころか孫の代であって、しかも今は三代続けて林業をやるというのはまれなので、孫の代の誰かが役立ててくれればいいというものだというふうに言われました。 また、路網の整備に関しても、林道は普通の道路のように供与に当たって補償金が出ないと、だから林道は必要だけれども自分の土地には造られたくないというこの総論賛成各論反対のようなふうになってしまって、なかなか整備が進まないというようなこともその方に教えていただきました。 ここから質問に入りたいと思いますけれども、所有者の探索が非常に大変だというお話も聞いておりますけれども、所有者が不明の森林というのは一体どれぐらいあるんでしょうか。
- 2024-12-19農林水産委員会#農村人口減少#中山間地農業#女性労働
寺田静議員が秋田県の農村が直面する課題(人口減少、鳥獣被害、米価低迷、気候変動)を列挙し、中山間地での「食べていけない」ことが農村コミュニティ崩壊の主因であると指摘。女性の過重労働と村離脱の背景を述べ、新大臣への期待を込めて、意欲ある人が農村に留まれる支援政策の必要性を主張している。
発言は質問というより問題提起的であり、新大臣の政策方針を引き出そうとする姿勢が主。秋田県の課題を事例としながらも、雪国・米どころの共通課題として一般化を試みている。気候変動や鳥獣被害など農政以外の要因にも触れ、総合的な地域政策が必要との認識を示している。
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○寺田静君 秋田県の寺田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、大臣、また副大臣、政務官の皆様、御就任おめでとうございます。 昨日から衆議院の方も含めて農林水産委員会での御答弁を拝聴しておりまして、今日もお言葉ありましたけれども、全ての政策を検討の俎上にのせたいと、諦めたら未来はないんだというところなど、本当に感銘を受ける場面もありました。また、大臣のレクなど、部長以下の皆さんも含めて役所の皆さんに、若手を含めて自由に発言をしてもらって、その英知を集めたいというようなお言葉ですとか、本当にそうされてほしいなという期待を込めて今日質問をさせていただきたいというふうに思います。 秋田の農家の皆さんとお話をしておりましても、大臣に期待を寄せておられるんだなというのを感じております。その期待の源と申しますのは、先ほど大臣もおっしゃった、ちょっと大変だろうと思ったけれども新しい景色が見えるかもしれないと思って引き受けたという言葉のとおり、新しい景色が大臣の下で見えてくるかもしれないというふうに農家の皆さんが期待を寄せていらっしゃるんだろうというふうに私自身感じております。 私は、今日はたくさんの質問は用意しておりませんし、また、ほかの委員の方とかぶってしまったところもありますので、今日は大臣の思いをゆっくりとお聞かせをいただきたいというふうに思っております。 少しだけ私自身の問題意識を申し上げたいというふうに思います。私の地元、農業県の秋田でございますけれども、地元のことで大変恐縮ではありますけれども、ただ、雪国や、また米どころというところでは全国の共通の課題でもあろうというふうに思っております。 少子高齢化のトップランナーと言われる私の地元の秋田でございますけれども、この人口減少、また鳥獣被害の増加、また前年までは米の価格の低迷というものにも苦しんでおりました。また、気候変動の影響も大きくて、高温障害、また、ハタハタを含めた魚が捕れない、また、捕れる魚の種類が変わってきてうまくこの流通に乗せられないと、農村もそうですけれども、漁村も本当に厳しい現状があるというふうに感じております。 また、今日もたくさん質問がありましたけれども、特に中山間地の方々、農業では食べていけないということで、先祖代々の土地を荒らしたくないから、とんとんなら作付けもしたいけれども、赤字では続けていけないんだというお声も聞いております。子供に継がせたいけれども、食べていけないものを継がせることはできないと。この食べていけないというところが、この農村コミュニティーが成り立たなくなった一番の原因でもあろうというふうに思っております。 もちろん、農政に深く関わるところもあると思いますけれども、それだけの問題ではないということ、先ほど来大臣もおっしゃられているとおり、私自身も承知をしております。 農業団体の女性の団体の会長のお言葉で、こういうものがありました。私たちの時代は、女性は財布を持たせてもらえなかったと、そういう生活を娘にはさせたくないと思ったと、口は出さなくとも、どなたの胸のうちにもこのような思いがあったと、だから勉強させて、自立しろと言って村から追い出したと、そして農村に嫁不足が起こったというふうに言われました。 大臣も先ほど、男衆は飲みに行っても女性たちはその後の作業もしていたとかいうお言葉もありましたけれども、農業を手伝って、炊事に家事に洗濯、炊事に掃除に洗濯、育児と介護、座る間もなく働いてきたというふうにこの会長もおっしゃっておられました。文字どおり、女性活躍などと言われる前から、農村の女性たちは農地でも家でも活躍をされてこられたんだろうというふうに思っております。 そうした中で、やっぱり自分たちとは違う生活をさせたいと、先ほど大臣もおっしゃっておられましたけれども、自分の可能性を試してみたいとか様々な思いがあって、やっぱり人が農村を離れてきたという実情もあろうかというふうに思っております。 私は、今年の五月に農業国のブータン、幸せの国と言われるブータンにも行かせていただく機会をいただきましたけれども、ブータン、人口七十万人の国でありますけれども、やはり年間五千人の若者がより良いチャンスを求めて海外に出ていってしまうんだということをとある大臣の方から教えていただきました。 昔が良かったというふうには、私は、それは良かったのかもしれませんけれども、その時代に戻れというのはやっぱり私も違うんだろうというふうに思います。三世代同居がほとんどで、子供の声もにぎやかで、昔は良かったというふうに聞かれますけれども、この時代に戻れと言うのは、やはり、大臣も先ほど少し触れていらっしゃったかなと思いますけれども、長男だから仕方なく継いで苦労したとか、長男は家や農地を継ぐべきだとか、あるいは女性は家の中のことを担うべきだとか、それは誰かがやっぱり個人の思いを我慢して、やりたいことを我慢して、その個人の我慢の上に成り立っていた過去にはやっぱり戻ることはできないですし、戻すことは適当ではないというふうにも私も思っております。 このより良い可能性を求めて田舎を出ていく若者を止めることは適切ではありませんけれども、ただ、やりたいと思った人がとどまれるようにするための支援、多くはもうからないかもしれないけれども、田舎でゆっくり子供を育てながら、自分たちが食べていける分だけ稼げれたらいいと思っている人たちを支援をする政策が必要なんではないかと私自身は思っております。人口減少に鳥獣被害、ここも農政とは無縁ではないというふうに私も思っております。 この頑張る者を支援をするというところは私自身も理解はできるところはあります。公金を使うという意味で、頑張る方を支援をするんだというところは理解できるところはありますけれども、ただ、その土地や国土が維持できなくなったときの影響の大きさ、その対応に関わるこの社会全体のコストというものを今、この少子高齢化のトップの秋田はそれを今実感をしているということは申し上げたいというふうに思います。 これは秋田だけの問題ではなくて、すぐにこの日本全体のあちこちの地方の課題になってくるというふうに思います。従来言われてきた、先ほど少し舟山先生が触れておられましたけれども、従来言われてきた多面的機能、農業、主に田んぼですけれども、そうしたものだけではなくて、農家回っておりますと、九十代でも畑や田んぼに出ているという方もいらっしゃいます。健康寿命も維持できて、また農業をやる以上、地域とのつながりというものも維持されて、コミュニティーの維持にも貢献をしておりますし、多省庁にまたがる課題の未然防止にもなっているというふうに感じております。 こうしたところも、農水省の予算のその総枠を増やすというところには役に立つのかなと。本来であれば、厚労省がこれは対策としてやっているというようなことも、農村がしっかり機能が維持されていれば、そこは本当は予算なんて必要がないところというのもあるんではないかと。なので、農水省の予算、総額を増やすということに、私はもっと主張できるところはあるんではないかなというふうに思っております。 数年前に地域エコノミストの藻谷浩介さんという方が秋田にいらっしゃいましたときに、失礼かもしれないけれどと前置きをした上で言われたことは、人間は年を取ったら死ぬだけだけれども、地域は廃れたところから再生するだろうと、秋田にはその萌芽がもう出てきているだろうというふうに言われました。そういうふうに言われて、改めて地域を回っておりますと、若手農家の方が漁師と一緒に食堂を始めたりとか、あるいは両親と一緒に農家民宿を支えている女性だとか、その女性が入るようになってから海外からのお客さんがいらっしゃるようになったりとか、様々な地域、ぽつぽつと、そして萌芽のようなものが出てきているというのも私も目にしてまいりました。 もうかる農業ということが盛んに言われておりますけれども、がっちり稼ぎたいとか、もうけを出したいという人たちばかりではなくて、地域資源を生かして地に足を着けて暮らしがしたいんだと、自分たちが食べていけたらそれで十分なんだと、そういう価値観を持った主に若手の方たちが地域に定住ができる、この生活の糧を得られるための農政を是非実現をしていただきたいというふうに思っております。 少し前置きが長くなりましたけれども、質問に入らせていただきます。 基本法もそうでしたけれども、所信でも大臣の言葉の中に自給率というものがありませんでした。昨日、今日も何人かの方から御質問があったかと思いますけれども、大臣御自身は食料自給率を上げる必要はあるというふうにお考えであるということでよろしいでしょうか。
投票記録
投票記録の取り込みは Phase 2 で対応予定です。
※ 衆参公式の本会議投票記録から取得します。
政治資金
政治資金収支報告書の取り込みは Phase 3 で対応予定です。
※ 総務省公開のPDFをOCR処理する必要があります。
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