令和7年度(2025年度) 政府公式データに基づく
所得税と国の一般会計
国に納める、収入にかかる税金
所得税は、消費税のように特定の使途へ直接ひも付けられている税ではありません。国の一般会計では、所得税・消費税・法人税などの税収や公債金(借金)などが合算され、社会保障、国債費、地方交付税交付金、防衛、公共事業、教育などに使われます。このページでは、令和7年度一般会計予算の歳出構成をもとに、「仮に所得税1万円を国の一般会計全体の歳出割合で見た場合」の目安として表示しています。
所得税は累進課税で、収入が多いほど税率が高くなります(5%〜45%)。給与所得者は毎月の給料から源泉徴収されます。
所得税1万円で見る、一般会計歳出の構成比(目安)
- 社会保障約3,310円(33.1%)
年金、医療、介護、子ども・子育て支援、生活保護など
国全体では 38.3兆円
- 国債費約2,440円(24.4%)
過去の借金の返済と利子の支払い
国全体では 28.2兆円
- 地方交付税交付金等約1,650円(16.5%)
都道府県・市町村への財源配分
国全体では 19.1兆円
- 防衛関係費約750円(7.5%)
自衛隊、装備品、米軍駐留経費など
国全体では 8.7兆円
- 公共事業関係費約530円(5.3%)
道路、河川、住宅、災害対策など
国全体では 6.1兆円
- 文教及び科学振興費約480円(4.8%)
義務教育、大学、研究開発など
国全体では 5.5兆円
- その他約840円(8.4%)
食料安定供給、エネルギー対策、中小企業対策、予備費など
国全体では 9.7兆円
上記は令和7年度一般会計歳出(総額115.5兆円)の構成比です。所得税収が各分野に直接配分されているという意味ではありません。国の一般会計では、所得税・法人税・消費税などの税収や公債金等が合算され、歳出全体に充てられます。
国全体の数字(令和7年度(2025年度))
- 所得税収
- 23.3兆円(歳入の20.2%)
- 一般会計歳出総額
- 115.5兆円
- 税収合計
- 78.4兆円
- 公債金(借金)
- 28.6兆円(歳入の24.8%)
補足・注意事項
- 数値は令和7年度一般会計歳出予算(政府案ベース)に基づきます。
- 比率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
- 所得税収だけで国の事業がまかなえているわけではなく、令和7年度は歳入の約4分の1(28.6兆円)が国債(借金)でまかなわれています。
- 本ページの内訳は「あなたの所得税がそのまま各分野に分配される」という意味ではありません。国の一般会計は所得税・法人税・消費税などの税収と公債金が合算されており、上記比率は一般会計歳出全体の構成比を所得税1万円に当てはめた目安です。
- 色は単に区分を示すためのものです。各項目に良い悪い等の意味づけはありません。
出典(一次ソース)
- 令和7年度予算のポイント財務省 / 令和6年12月 / p.12 一般会計歳出・歳入の構成 / 取得日:2026-05-30
- 令和7年度予算政府案財務省 / 令和6年12月 / 取得日:2026-05-30
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